保護者のための本科教室 行ってきました
ちょっと前にこの記事で書いた「保護者のための本科教室」↓
参加してきました!
結論から言うと、、、
とっても良かった(面白かった&ためになった)です!
今回は文章題でしたが、「割合と比」の回もあるそうで、そっちも俄然申し込みしたくなりました。
まず、目的ですが、親が算数の難問を解けるようになることではありませんでした。(そりゃそうですね)
「子どもがどんな間違いをするのか、どこで躓くのかのポイントを教えてもらい、家庭学習の伴走に役立てる」
ということでした。
以下、メモです。
・受験に強い子の特徴は、無意識の行動レベルを上げられる子
例えばテストで、「途中式を絶対書く」「1問解いたら時計を見る」「計算問題は検算をする」等、「問題を解くというもののほかに、取り組みとして意識することができる子」
→それは家庭学習でやらせなければ、本番では絶対にできない
例)よくある保護者とのやりとり
保護者「うちの子、時間配分が苦手なんですよ~」
先生「そうなんですね。ご家庭では時間を計って解かせていますか?」
保護者「いや、そこまではしてません」
先生「(じゃあできるようになるわけないじゃん、、、)」
・平面図形には書き順がある
完成形をノートに写しても意味がない。再現性がないから。
求めたものをさらに図に書き込んだかどうかが大事。
・わからない問題は、わからないなりに何かをやってみよう
・算数の苦手な子ほど、筆算のことを式と言い張る
・記述問題は、話し言葉にするのはやめよう
文章の中に式をいれるのも×。普段から途中式を書いていないと、説明文になってしまう。
最後に答えが出た式は必ず書き残す。(手を抜くのはたいてい男子)
・5年生の今はテストの見直しをしたがらないのが普通。
(現状を何とかしたいと思う気持ちが強い子だけやる)
・見直しは、テストが全部終わってからやるものではない
小学校で「余った時間はテストの見直し」と言われているから、ほとんどの子が全部解いてから見直しているが、それでは「解きなおし」になってしまい非効率。
次の問題に行く前に見直すべし。
なので栄冠を解くときも、いっこいっこ〇つけが理想。(最初に躓くと、その後ずっと間違った解き方のまま進んでしまう)
みたいな感じで、間に「じゃあ本科テキストの〇ページやってみましょう」と、一緒に問題解いたりして、自分の日能研時代にタイムスリップしたような感覚も味わえました。
単に私の好奇心が満たされたとも言う?
ちなみに「あーもーまたつまらないミスして、ちゃんと問題文読んだの?検算もしないし、うちの子ったらもー(怒)」というのは、「お母さんが長男の中学受験でよく思うこと」、らしいですよ!
2回目も行ったらまた書きますー。