11月の悲報とその先に見えた光
昨日の朝、MY NICHINOKENからのお知らせメールが届きました。
内容は、算数のS先生は検査の結果、まだ療養を続けなければならず、正式に担当が交代するというものでした。
わたし、普通に朝から泣きました。いや薄々はわかっていたんだけれども、正式に文字にされると衝撃で。
忘れもしない、小3の2月に入塾した初日の授業がS先生の算数でした。
なんかテキスト使わないでほとんどしゃべってる先生なのね?と思っていたら、長男はそこが大好きになり。(みんな大好きなんですが)
休み時間は先生の背中にみんなで列になってくっついて、電車ごっこみたいになっていたり。
4年生の長男の様子を見て、「〇〇中(今の第1志望)に向いてると思います」と言ったのもS先生でした。
その時はわたしは偏差値55~60ぐらいの男子校にどうにか入れないかなあ、と思っていたのでびっくり。そんな!無理ですってー!って言いました。
そこからずーっと算数を担当してもらっていて、長男は「S先生のおかげで勉強が楽しいって思えるようになったんだ」といつも言っていて。よく考えると学校の先生よりずっと長く、長男を担当してくれていて。
家に帰ってもよくS先生の話をよくしていました。
先生はというと、受験学年になり、クラスをまとめて団体戦で戦う気満々で、
子供たちもみんなでS先生についていくぞ!っていう思いでいっぱいで、
わたしももう困ったら即電話、彼氏ですか?っていうぐらい密に連絡しちゃうぞと思っていたのに(すみませんちょっと盛りすぎました)、
それはできなくなりました。
算数の授業どうこう、ではなく6Mの精神的支柱がいなくなることへの不安、
みんなの入試結果に影響しちゃうんじゃないかという恐怖、
先生の帰りを待ちわびていた長男はどう思うかな、という心配、
そして個人として先生の体調ももちろん心配で、泣けました。
、、、なんだけど、まあ泣いてても仕方ないんですよね。特に私が。
一番悔しいのは先生ご本人かなとも思うし。
先生に支えてもらうはずだったのに、これからどうしよう、という考えは捨てて、先生に絶対にいい報告ができるように、という発想に転換せねばなりません。
学校から帰ってきた長男、このことを知らされているのかわからず、どう話していいかわからなかったので、聞けずにいたら、猛然と第1志望の過去問の算数をやり始めました。
「ふー、今日はがんばった!」と言い、本人が採点するとなんと、合格者平均点の15点上。
ほんとか?と思って私も確認しましたが、誰でも解ける1⃣の(1)を盛大な凡で落とすという、いつもの長男の解答用紙で、それでも点がちゃんと取れていました。
(その凡なければ9割取れた、、、!)
ほんの少し、うっすらと光が見えてきた、、、かも。だといいな。