Road to 2027 ~活発スポーツ男子の中学受験~

のんびりマイペース長男は2023年中学受験終了→都内男子校に進学、下にザスポーツ男子の小3、我が道を行く小1女子がいるフルタイムワーママです。 2023年4月からは主に次男(通称サタン)のことを綴ります。

個人面談その1

PRE合判で必要な志望校登録に向けての個人面談をしてきました。

お相手は入塾当初から担当してもらっている、みんなからも大人気、親子ともに敬愛する算数のS先生です。(申し込みの時にご指名することができたので)

 

事前に出していた面談申し込み用紙には、今の時点で考えている第一志望校(A校)と第二志望校(B校)と、「国立のどこか」、と書いておきました。

それを見ながらS先生は、「〇〇(←長男の名前。うちの校舎はたいてい下の名前呼び捨てです)、めちゃこの2校しっくり来ますね。通ってる姿がありありと想像できますよ。あの〇〇の感じがね、ぴったりです。ずいぶん前に、まだご希望を聞いてなかった時から、〇〇にはA中が合うなと思って、先に私から勧めていたと思います。B中も、すごくいいです。大変いい学校選ばれましたね。」とのこと。

おお、私の見立てと同じだった!よかった!

 

そして最近見に行って、我が家で急上昇中のC中のことも話すと、「C中もいいですね。2/4はC中で決まりだと思います」

 

S先生「ここから来年の4月ぐらいまでに見極めたいことは、A中B中が出してくる記述のじっくり考えさせるような問題を、〇〇が好きかどうか、です。解ける解けないじゃなくて好き嫌いでいいんです。」

そこでS先生はラサールと慶應普通部の入試問題を見せてくれました。

「A中B中はラサールに似ています。途中経過も書いて、考え方を見る問題、時間も長めです。逆に慶應とか女子学院はたくさんの問題を短い時間で解く。そういう違いがあります。入試はその後続く学校生活の第一歩、もし記述が好きじゃないのにA中行ったら、調べて考えて、それをレポートにまとめる、という授業が続くことになり、あまり楽しめない学校生活になりかねない。私どもの方でも〇〇の反応を見ながら、記述、思考力系が好きなのか、高速処理系が好きなのか、見てみます。、、、と言っても、〇〇は記述、大丈夫だと思いますけどね。考えるの好きだから」

 

私「高速処理系はだめだと思います。時間に追われるのが嫌いだし、ありえない計算ミスが多すぎます。0.75を1/4だと思ったり、2倍すべきところ3倍したり。ああいうミス、どうしたらいいんでしょう。計算力の問題なんでしょうか」

(と常に私が抱えている計算ミス問題の愚痴に突入)

 

S先生「それは計算力の問題じゃないですね。彼の中で『そんなことは重要なことではない』と思っているフシがあります」

私「わかります!!低学年の公文をやっていた時からずっとそうなんです。やる意味がわからないというか、こんなどうでもいいことやりたくないっていう姿勢なんです(怒)ずっと直らないんですかこれ」

と言ってから、自分で、成熟度の問題だから成長が追い付くかどうかの話かな、、、と思った矢先、S先生驚きの回答を!

 

「それは、直前の伸びしろに取っておきましょう」

 

なんと、、、!そういう考え方もありなの?!?!?!

 

「そういうミス含めての今の立ち位置ですし、このまま彼には学力、理解力を伸ばすことで点数を伸ばしていってもらいたい。そうじゃないと、大した努力もなく点数が伸びた、という経験を今、させることになる。そうじゃなくて、いろんな単元に立ち向かい、演習を重ねて学力自体上げていく。そしてもうこれ以上伸びしろないよ、となった時に、計算や漢字のとめはね払いの精度みたいなところを上げていく。いやいやまだ伸びしろあるんだよ、と思ってもらえる、モチベーション維持にもつながります」

 

なるほど一理ある、と思うと同時に、これ以上伸びないと思えるような時期まであの凡ミスを放置しておいていいのか気になる。。。と言うと

「それは我々でなんとかしますから、お任せください。○○はまだこの荒削りな状態でいいんです。しばらくこのままで大丈夫です」とはっきり。すごい、S先生。かっこいい!

 

(長くなりましたので②に続く)

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