ぼくは勉強ができない
運動がすこぶるできて、来るものを拒まずな性格のうちの次男くん。小学校低学年はみなそうですが、運動ができて友だちが多いとなると自己肯定感めちゃ高です。
早稲アカスーパーキッズは特選~3番目のクラスをうろうろ、公文算数はこの前「D」に入りました。こちらはすごくできるわけではないが、悪くもない、まあこんなもんかなと思ってましたが、運動面で褒められすぎるからか(?)彼の自己認識では「勉強が一番苦手」にいつのまにかなっていました(驚)
おとといの夜、ふとしたきっかけで公文をいつまでやるか、という話になり、何気なく
「算数Fまで終わったらおしまいでいいと思うよ」と言ったら、
「そんなのできるわけない。一生終わらない」とわんわん泣き出しました。(さらに驚)
泣いて泣いて大変でした。嗚咽しながら「○○(自分のこと)は全然勉強できないんだもん。できてたら今Dなんてやってないんだよ。Dはすごく難しいんだよ。だからFなんて絶対できないんだよ」とひとしきり。
勉強は少しずつ進んでいくとか、前にできなかったことが今は簡単にできるようになったとか、そういう感覚が理解できないのかな、、、いろいろなぐさめたけど全然だめでした。
学校の通信表は全部「できる」に○つけてもらってるんだけどなー 早稲アカとか全統小の成績表だって見せてるのに、不思議なことに「ぼくは勉強ができない」状態にいつのまにかなってしまいました。あちゃー
長男はこういうの、鈍感力がすごいんで全然気にしない。特に低学年の時は人と自分を比べるということを一切しない人でした。公文もそれはそれはひどくて、2年生で足し算10枚を1時間以上かかってこっちが発狂寸前になったけど、本人はまーったく気にしてなかったです。あー思い出すだけでクラクラする。
長男は結局今も基本的には変わっておらず、人のことは大して気にしていない、心のどこかで「大丈夫」と根拠なく思っているのがよくわかります。(全然大丈夫じゃないんだけどな!)
処理能力や理解力は次男の方が圧倒的に高いけど、メンタルで弱い方が本番では苦戦するのかもな、と思った出来事でした。